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Ensemble Choir SPERAは、日本の信徒発見150周年を記念して2015年3月、長崎、東京で演奏会を行います。

 

日本の信徒発見150周年記念祝賀演奏会

指揮:小口浩司

合唱:Ensemble Choir SPERA

2015年3月17日(火)

日本の信徒発見150周年記念ミサ閉祭後(20:00ごろより)

大浦天主堂(長崎)

整理券受付は終了しました。

 

詳細はこちらをご覧ください。

チラシはこちらよりダウンロードできます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

祝賀演奏会の様子は演奏情報のページ下部よりご覧ください。

 

アンサンブル・クワイヤー・スペラ 演奏会 ―日本の信徒発見150周年記念―

指揮:小口浩司

オルガン:永瀬真紀

2015年3月23日(月)

19:00開演(18:30開場)

東京オペラシティ リサイタルホール

入場料(全席自由)3,000円
チケット11月22日(土)発売開始

オペラシティチケットセンター(03-5353-9999)、e+(イープラス)(http://eplus.jp/sys/T1U14P0010843P006001P002142664P0030001)で発売

お問い合わせ:オフィス クオーレ(03-3486-5175, office_cuore@icloud.com

 

協力:女子パウロ会

後援:カトリック長崎大司教区 キリスト新聞社

 

演奏曲目はこちら

 

アンコール曲:

主は水辺にたった / C. Gabarain
「日本の信徒発見聖母」に捧げるミサ曲 より 「栄光の賛歌」 / 小口浩司作曲
Laudate Dominum / G. Pagella

 

1月8日(木)より、東京カテドラル聖マリア大聖堂(カトリック関口教会)とカトリック麹町聖イグナチオ教会売店にてチケットの販売が決定!

・スペースセントポール(東京カテドラル構内)http://pauline.or.jp/shop/dspshop_map/m-3.html

営業時間:10:30~17:00 (日曜日:9:00~17:00)

定休日:月曜日

・聖イグナチオ教会案内所http://pauline.or.jp/shop/dspshop_map/m-2.html

営業時間:11:00~19:00 (日曜日:9:30~19:00)

定休日:月曜日

 

以下よりチラシがダウンロードできます。

 

 

Ensemble Choir SPERAが長崎・東京で日本の信徒発見150周年記念の演奏会を行うのを前に、「日本の信徒発見150周年に寄せて」と題し、指揮者小口浩司が日本の信徒発見150周年への想いを語ります。

こちらをご覧ください。

おすすめ書籍

2015年3月23日の「アンサンブル・クワイヤー・スペラ 演奏会 ―日本の信徒発見150周年記念―」を協力していただく女子パウロ会から『サンタ・マリアの御像はどこ? プチジャン司教の生涯』が2014年10月に出版されました。日本の信徒発見150周年を記念して出版された書籍を、Ensemble Choir SPERAメンバーの秋山肇がご紹介します。

 

『サンタ・マリアの御像はどこ? プチジャン司教の生涯』谷真介著(パウロ文庫、1000円)

 本書は日本の信徒発見の全体像をダイナミックに、またわかりやすく伝えてくれる一冊である。本書は信徒発見を1865年3月17日の出来事としてでなく、大きな物語の中のひとつとして描いている。冒頭に大浦天主堂の完成と信徒発見が描かれると、信仰を守り続けてきたキリシタンの歴史、海外から日本にやってきた宣教師たちの活動、信徒発見に立ち会ったプチジャン神父(のちに司教に叙階)の生い立ちが紹介される。後半には信徒発見の後のキリシタンへの弾圧や宣教師の苦悩が描かれ、プチジャン司教の死で物語は締めくくられる。多くのエピソードがまとめられているが、それをつなぐのが信徒発見である。信徒発見のもとに連なるキリシタン、プチジャン司教をはじめとする外国人宣教師の物語が、児童文学作家である谷真介氏の優しい文体で語られている。

 聖歌隊の一員である私にとって特に心に残ったのは、キリシタンが大切にしてきた殉教者バスチャンの「どこでも大声で、キリシタンの聖歌を歌って歩ける日がくる。」(55ページ)という予言である。当時は大声で聖歌を歌うことなど考えられなかったのであろう。それでもキリシタンは信仰を守り続けた。信仰を公にできないという絶望の中にあっても、キリシタンたちは「希望」を見ていたのではないか。いつか信仰を公にできる日がくるという希望をもって信仰を守っていたのではないか。その希望が1865年3月17日に一つの形となった。しかし弾圧は信徒発見の後も続いていった。信徒発見によってキリシタンの信仰が許されるようになったわけではないのである。しかし、そうであるからこそ、長崎における日本の信徒発見は、絶望の続く中の、小さく、しかし一筋の力強い希望なのである。2015年3月17日の大浦天主堂での演奏が、信仰を守り続けたすべての人にSPERA(希望)を届けられる演奏となることを願っている。

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